幼児教育を語るひろば

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子どもの心理・7不思議(4)

7.不満があるから反抗する?

とは限らない という話です
不満があると反抗するのは 子どもだけではありません ただ 大人の場合は 見栄や世間体があるので 人目につくような態度は なかなか見せません

幼児はその点 正直?で 不満があれば すぐ爆発します 急に暴れだしたり 大声で泣き叫んだり 所構わず駄々をこねたりします
然し 幼児の反抗を 注意して観察すると 不満のためだけとは 片付けられないところがあります 例えば 親が 「ああしなさい!」「こうしなさい!」 と口やかましく指示・命令した時に 幼児は反抗的態度を表します つまりそれは 「自分でやる!」「自分で出来る!」という 意思表示の場合が多いのです 

そういえば 何年か前に 「いまやろうと思っているのに!」 という言葉が流行りました 親の過干渉を揶揄したものです
幼児の反抗は 最初の独立宣言で 自立への第1歩だと思いましょう

小中学生になると 少し違ってきます 思考力が論理的になるというか 理屈っぽくなってくるためです 不満が溜まると 友だちだけではなく 親や先生にまで 反抗的な態度をとるようになります
何か注意しようものなら 「うるさい!」「余計なお世話だ!」 と怒鳴り返し 話し合いになりません

この時期の反抗は 第2の独立宣言と受け止めましょう 非行に走り易い年令とも重なっていますから 大人が押さえつけるのは逆効果です かえって 非行へ追いやってしまう場合があります

どうも 親は(大人は)反抗されると つい 文句のひと言ふた言が 口から出てしまいます 然し 最近の子どもも負けてはいません 口争いが高じると 最初は軽い気持ちだったのに 結果的には 最悪の状態になってしまう場合が よくあります

そこで 親は(大人は) 反抗は 自立のために 全ての人が通る道だと 悟りましょう そして 子どもの成長のバロメーターとして 捉えて下さい そういう目で見ると 子どもの成長過程が分かってきます

実際 反抗する子どもと 1対1で 落ち着いてじっくり話し合ってみると 彼らは 事の善悪も道理も よく理解している場合が殆んどです
子どもたちが 一番主張したいのは 「信じて欲しい!」 「分かってもらいたい!」 「相手になって欲しい!」 ということなのです

子どもの心理・7不思議は まだまだあります いつか又触れたいと思います
「子育ては失敗の繰り返し」 と言われます だからといって 親が 朝から晩まで 子どもを叱咤激励していても 子どもはちっとも成長しません
実は 子どもは 叱咤激励している その親の姿を見ているのです 口先だけでなく 本当に自分のことを心配してくれているのか? そして 愛してくれているのか? 信じてくれているのか? と

親が真剣に生きる姿 熱中している姿 誠実に勤勉に取り組んでいる姿に 子どもは学んでいます