幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

心を捉える

また広島で 下校途中の小1女児が殺害されるという 痛ましい事件が起きました やり場の無い怒りを覚えると共に このような事件が続く背景を うらまずにはいられません 犯人の1日も早い逮捕を願っています

どうして このような凶悪事件が 起こるのでしょうか? (このことについては 今までも何回か触れてきました) ひと言で言えば 犯人の心の成長過程に 欠陥があったからだと 私は考えています

個人差はありますが 心の成長過程には 順序があります その順序が 何らかの理由で妨げられると ある段階が未熟のまま 欠陥を持って成長してしまいます
この未熟な段階をつくらないために お父さん・お母さん 多くの大人に訴えます!

幼児期は夢を見る時代です そして 想像力が育ちます この時期 夢を見なかった子どもの心は 冷たく 硬い石ころのようです
そうならないために おとぎ話の世界で遊んだり 気に入った環境を見つけて 遊びを創造したりする活動が ぜひ必要です

小学生時代は 社会性が身につく時期です 知識も増して 理屈っぽくなり 中学年では 第2反抗期にも入ります でもこれは 自立への第1ステップなのです 
大人との関係でも 色々とトラブルが多くなります その時の扱い方ですが やたらに干渉しても また放任しても 効果はありません それではかえって 非行に走らせる心配があります 子どもの言い分によく耳を傾け 受けとめてやる姿勢が大事です

中・高校生の時代は 再び夢を見る時期です ただ幼児期の夢とは ずいぶん違います 自我をを発見する年頃です つまり 理想的な自分を求めるようになります
ただし 夢が叶わないと 親や世の中が悪いと 責任を転嫁します

いずれにしても 人間関係の中で 人の心は成長して行きます ですから 子どもの問題行動を取り上げる場合も 先ず 家族の人間関係 次に 学校・地域社会での人間関係を 考察する必要があります

子どもの心が 順序を追って成長するには どんなことが必要でしょうか? それは 大人が常に子どもの心を捉える努力を 怠らないということです 
心を捉えるというのは抽象的です では 具体的にはどうするか? ということですが 次のような観点で 子どもの様子を観察して下さい
・身体の発達状況を知る ・長所 短所を知る 
・興味 関心を知る ・悩み 不安を知る 
・交友関係を知る ・夢 希望を知る 等々

それには 子どもとの 普段からの信頼関係が 何よりも大事です そのために 次のような努力を 惜しまないで下さい
・1人前として認める ・親子の会話を大切にする 
・家族のチームワークを大切にする ・体験(遊び)を共有する

最後にひと言 子どもの心を捉えるキーワードは 「受容し 認める」ことです