幼児教育を語るひろば

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思春期あれこれ・2

反抗心
反抗は 大人として独立するためのあがきです さなぎから蝶になろうと 懸命にもがいているのと同じです そう考えると ごく自然に成長している証拠でもあります 
ただ 最近の少年は 派手に反抗しないで 愚痴ったり 内にこもって恨んだりと 少し陰湿になってきた傾向があります でも 反抗しないよりはマシと思います 何時までも従順で 素直でも困りますから・・・ 
反抗心は 独立心の裏返しですから 思春期になっても反抗しない子どもは 社会人としてスタートできるかどうか かえって心配になります

でも現代は 会社の入社式にも 親がついてくる時代です 子どもはベッタリと 親に依存して生活していますから 反抗する理由も無いわけです なかなか自立できない少年たち 本人にとっても 親にとっても悲劇です

ところで 子どもに反抗された時の 親の様子はどうでしょうか? すぐムキになって 渡り合う場合が多いようです そして ひと言どころか 二言・三言と 子どもへ注意します (注意よりは攻撃的です) 子どもの方も 負けるのが嫌いな時期ですから すぐに口答えします ちょっとした反抗で終わるはずだったものも ついこじれてしまう ということになります (子どもと同じ目線でケンカしていては 子どもの気持ちがつかめません)

こじれた結果 しなくてもよい家出になったりします (家出した子は 「出て行け! と言われたから出た」と よく言います
思春期の子どもの反抗理由を分析してみると 理屈に合わない場合が多いのです 本人だって どうしてよいか分からないで 反抗しているのです
ですから 「自立への道を求めて 試行錯誤しているのだな」と 理解しましょう そうすると 親の気持ちも ぐっと楽になります 反抗の摩擦を避けるための 上手な知恵も浮かんできます
思春期になると 第2反抗期という風邪を引くのです 治すには 子どもを信頼する 親の愛情が必要です

劣等感
思春期になると 自覚力というか 自分を見つめる力がついてきます その結果 自分が描く理想像や 他人と比較するようになります すると どうしても自分の欠点が目について 自信をなくしていくのが普通です
そして 他人が自分をどう見ているだろうか ということも気になります つまり 人の目にとらわれるようになります そうなると 本当は全く根拠が無いのに 劣等感が芽生えてきます

家庭での会話が少なかったり 友だちがいない子は 自分の苦しみ・悩みを相談する場も無いので どんどん閉じこもるようになります 学校へ行くのも辛くなります

劣等感が強くなってくると せっかく持っている自分のよい点や持ち味も 見えなくなってしまいます ですから 大人が(親・教師が)いくら手を差し伸べて それに気づかせようとしても 見向いてくれません

さらに劣等感が強くなると 何をやってもうまく行かず 途中で挫折して 自分はダメ人間という敗北感や 時には 被害妄想を抱くようになります これが内に向うと 「ひきこもり」になり 外に向うと 思わぬ凶悪事件を引き起こしたりします

劣等感は 心理的な原因による場合が多いのです 何よりも 本人に自信を持たせることが大事です そのため周囲では 彼を(彼女を)孤独にさせないように 気をつけてあげます そして 物事の価値基準の尺度は 自分自身にあることを 会話を通して理解させるように努めて下さい