幼児教育を語るひろば

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子どもとはそういうもの

今朝は遅い起床でしたが 顔を洗っていたら 教え子のTから電話がかかってきました 彼女の次男(小6男児)についての 相談でした 内容は 次のようなものです
「子どもの心を理解しようと心がけてはいるが どうしても注意が多くなり 子どももすぐ口答えしてくる せっかく造った勉強部屋も 散らかし放題で (今まで 高校生の兄と共有の部屋だったが 勉強のためという本人の希望で ベニヤ板で仕切って2分した) ちっとも勉強はしない どうしたらよいか?」
私は 次のようなことを答えました (要約)
「口答えが多い 勉強部屋は散らかし放題 ちっとも勉強しない それが普通の子だと思いなさい 6年生にもなると 第2反抗期の入り口にも差し掛かってきているし 自己中心的な傾向も 益々強くなってきています 幼児期と違って 心も成長し より複雑になってきたのです むしろ 依存的でなくなったと プラス思考で捉えましょう ですから 親であっても 子どもの心を理解するのが 難しくなってきたのです 勉強部屋のこともそうです 個室化したからといって 勉強の環境がよくなったわけではないのです (私は 家庭訪問で知っていたので 「あなた自身 個室の勉強部屋をもっていなかった 勉強で困ったことがあったかな?」 と指摘しました)
そんなわけで この際親がこう考えたとか こうしたとか言うのは忘れましょう それよりは 子どもの今の姿に目をやって 少し冷静に じっくりと 子どもの様子を観察してみましょう 例えば せっかくの勉強部屋が 散らかし放題の問題を考えてご覧なさい 散らかし放題の原因として どんなことが思い当たりますか? ・使ったものを元に戻さない ・使いっ放しで放置する ・不用なものが捨てられない ・整理整頓が出来ない ・新しいものをドンドン持ち込む ・乱雑が気にならない ・掃除が嫌い 等々が考えられると思います
そう追求して行くと 原因がはっきりしてきます 元へ戻さないのは お父さんとそっくりとか 不用なものが捨てられないのは お母さんと同じだ などと 思わぬことにも気づいて ハッとしたりするものです 勉強嫌いでも 「親が勉強しろとうるさいから」とか 「親が点数や成績ばかり気にするから」などと 親と関わる問題が多いようです 口答えもそうですね 「親が認めてくれない」 「親が反対する」という声を よく聞きます
親の問題はさておいて 原因が分かれば どう修復したらよいかも 分かるでしょう 子どもを理解したつもりだったのに ずいぶん隔たりがあったことにも気づきます 
「子どもとはそういうもの」という 子どもを否定しない見方が 出発点であるのを覚えておいて下さい
善・悪の両文化は いずれも人間が築いてきたものです 子どもが 善を選ぶか 悪を選ぶか どちらにも進む可能性はあるのです 善を選ばせるために強い力を発揮するのは 親の後姿です」  こんなことを 長々と答えました