幼児教育を語るひろば

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子ども科学電話

NHKラジオの夏休み定番です (民放でも同じようなものがあります) 私は次の理由から この放送をよく聴いています
第1は 子どもたちの探究心に 関心があるからです 子どもは 生まれながらの科学者と言われます 実際 自然の事象に興味を持つと すぐに なぜ? どうして? と疑問を抱きます そして 早速探求活動を開始します 五感をふるに使って探求する様子は 素晴らしいと思います
第2は 解答者の先生方に いつも感心しています 解答の基本には  ヒントを与えるという姿勢が あるように思います 子どもたちの質問には いわゆる愚問・珍問もあります そんな時でも 自尊心を傷つけないように 心配りされながら答えています また 素朴な質問 幼稚な質問もあります それでも面倒がらずに ていねいに答えています 長い教員生活で 子どもたちの質問に答える機会が 多かった私も 自分はどうだったろうか? と反省しながら聴いています
第3は 自分自身の少年時代を思い出して 懐かしんでいます 都会の子の質問も 農村の子の質問も 私の昔を思い出させてくれます 世の中ずいぶん変わったように 思い込み勝ちですが 子どもの生活の原点は 同じですね
子どもの質問に すぐ答を出すと どうしてもその場限りになって すぐに忘れられてしまいます でも 探求の方法を ヒントとして与えて 実際に試行錯誤させると 解決に到達した時の喜びも大きいし 答もなかなか忘れません
昔の職人さんが 弟子に技能を伝授する時は 理屈ではなく 生活を共にした実地指導が中心でした ですから 今でも職人さんと言われる人は 「いつの間にか 体で覚えたので 一生忘れない」 と言われます
「子ども科学電話」のような 場面や状況は 学校や家庭でもつくれます 例えば 休日にお父さん・お母さんが解答者になって 子どもたちの質問を受ける時間を 設けるのです スポーツ問題などは 子どもが解答者になってもよいでしょう 新しい親子の話し合いの場が 生まれると思います
(しばらく夏休みです)