幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

再 一人っ子 あれこれ

幼児期の親子関係を見ると 子どもは 全面的に親に依存して育ちます 私は これを甘えと言っているのだと思います ですから 幼児が親に甘えるのは 極めて自然な行為です 親に甘えながら だんだんと生活範囲を広げていって 言葉を覚え 社会性を獲得します 人格の基礎も この時期に 形成されて行きます
ただ 子どもが甘えることと 親が甘やかすことは 少し違います 根は 親子の愛情で結ばれてはいるのですが 甘やかしは やがて 過保護・過干渉となって 子どもの自立心を 妨げてしまいます 子どもの方から見ても 親が何でも叶えてくれるので 甘えがどんどんエスカレートして 我がままに変わってしまいます
この辺りが 一人っ子は甘ったれで 我がままと言われる由縁です これは 一人っ子の問題というより 親の問題ですね でも親が こういう状態になるのは 一人っ子の場合だけではないのです 最近の親の背後にある落とし穴は 成功願望だと思います 子どもを一流の学校に入れて 一流の会社に勤めさせて 素敵なお婿さん・お嫁さんを迎え 豊かな家庭を築かせる そのためには 子育てに失敗してはいけないと あらゆる子育て情報に跳びついて 完全・完璧に処理しようと 血眼になって取り組みます 最近 お隣の中国でも 一人っ子政策の弊害でしょうか このような傾向が見られるようです
親が 子どもを愛するのは当然です 子どもを甘やかすのも自然です ただ 度を越すと 落とし穴があると言っているのです 子どもを 自分の意のままにいじくり回すのではなく 子どもの気持ちを ごく自然に汲み取って 受容してあげる姿勢が とても大事だと言っているのです
最後に付け加えますが 殆んどの親の甘やかしは 愛情表現の一部ですから 許容範囲です 心配はありません では 過保護・過干渉を どうやって判断すればよいのでしょうか? それは 子どもが親を嫌ったり 怖がったりしたら 危険信号で 要注意ということです