幼児教育を語るひろば

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教育は人なり

7月3日は 都議会議員の選挙日です K党に所属する知人のOさんが 「わが党は 30人学級の実現に向けて 頑張っている」と 私に言いました 私は 「どうして30人学級なのか? 私は40人学級くらいが 理想的と思っている」と 反論しました 彼は 怪訝そうな顔で 「少人数の方が 先生の話もよく聞けるし 学習内容も よく理解できるはずだ」 そして 「なぜ 40人学級が理想的なのか?」と 問い返してきました Oさんは 教職の経験はありません そこで 私は次のような話をしました
先ず 少人数だから先生の話が聞けて 学習内容がよく分かる という考えに 私は疑問を持っています それは 学級の人数よりも 先生の質・指導法・指導組織等に 関係することだからです 
次に 学級は 人間関係を築く場・人間性を育てる場であって 先生の話を聞いたり 学習内容を理解したりするのは それらに付随する問題です 人間関係によって 社会性が育ちます ですから 少人数よりは 多人数と関わる方が 効果的です ただ 施設設備の制約もあるので 40人くらいが限度でしょう
先生の質を云々するのも 理由があります 学習成果というのは 結果的には個人に帰結します だから 学習の個別化を図ることが大事です つまり 個を重視する教育です それに情熱を燃やす先生 指導法を工夫する先生が 今求められています 
従来のように 学級王国的な学級経営なら 少人数の方が 指導し易いでしょう でも 学習効果の向上につながるとは限りません 
学級を人間形成の場と考えると 30人学級にこだわる必要もなくなります しかし 多人数に対応するためには いわゆる ティームティーチングのような指導組織も 必要になってきます また そういう工夫が出来る 教師集団が期待されます 今大事な教育改革は そういうことです
成人になって 自分を振り返ってみた時 学校の先生や 友人たちの影響を ずいぶん受けていることに気付きます 「教育は人なり」なのです 私はOさんに 学級の現状・問題点をもっと理解して 要求の是非を 考え直して欲しいと言いました