幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

わくにこだわらない

40年前 小学校で教えていた時に 6年生の子どもたちに 「将来の希望」というありふれた題で作文を書かせました 政治家 野球選手 スチュワーデス 学校の先生 看護婦等々 将来どんな仕事につくかを書いたのが殆んどです ところがAは 「この狭い日本から脱出して火星に移住し 大農場を経営して 新しい野菜をどんどん作り 地球へ輸出する」というような内容でした 今 火星探査のニュースが伝えられている時だけに あらためて思い出しています (Aの家は八百屋さんでした) 彼は高校卒業後家業を継ぎましたが やがて店を改修して フルーツパーラーを併設しました 近くに女子の短大が出来たので 大いに流行ったようです (現在は自然食をテーマにした フランス料理店を経営しています) Aの生き方を長い間見てきましたが 作文からも分かるように とても独創性があります 私たちは どうしても一定のわくに縛られて そこからなかなか抜け出せません そのために せっかくの子どもたちの豊かな発想も 押さえつけてしまうことがよくあります そして 歳を重ねるほど わくにこだわり勝ちです こだわらないように心がけましょう