幼児教育を語るひろば

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続 子供たちへ

私たちは、心の中に秤を持っています。自分と物事 あるいは他人をその秤に載せて、調和を失わないようにうまくバランスを取っています。

自分の仕事はやりもせず、友だちの仕事に口出ししたり手助けしたりするのは、単なるおせっかいです。
自分の務めに精一杯の努力をせず、友だちに助けを求めたり手伝ってもらったりするのは、単なる甘ったれです。

友だち同士が助け合う、協力し合うことは大切です。でも「 友だちを利用して楽しよう 」という分銅を、心の秤に載せてはいけません。

心の秤の一方の皿に「 友だちの悲しみ・苦しみ 」が乗った時は、もう一方の皿には「 可哀想だ どうして慰めようか 」 という優しい分銅を載せましょう。

羽毛のようにデリケートな人の心も測れると共に、地球を載せてもちゃんと目盛りを示す心の秤を持つ子供になりましょう。


今年も残り少なくなりました。年末年始の行事がいっぱい控えています。これらの行事は、祖先が残してくれた有形・無形の大切な財産であり、生活の知恵なのです。


12月22日は冬至ですが、この日には冬至がゆ・冬至カボチャなど特定の食物を食べ、ゆず湯に入る風習があります。そうすればその冬は風邪をひかないで健康で過ごせると信じられています。事実、冬の栄養補給の知恵なのです。

12月25日はクリスマスで、キリスト教徒最大の祝日です。キリスト教がヨーロッパに普及する際に、ゲルマン民族の冬至祭に近い日を選んで祝うようになったのが起源と言われています。冬の寒さに耐え冬至を祝うのは、洋の東西を問わないグローバルな行事です。

歳暮の時期が来れば、世話になった方々へ感謝の気持ちを込めて品物を贈る習慣があります。大切なのは、物では無く感謝の心です。


お正月の行事も色々あります。正月は、新しい歳神を迎え豊作と平穏を願う祭りとして古代から続いています。

正月には様々な事初めの行事があります。初詣から始まって、年始回り・初荷・書き初め・仕事始め・掃き初め・初釜・鍬初め・・・  など。事初めの行事には、事初めの覚悟と祝い事としてのしきたりがあるのを知りましょう。

年末年始の行事も、形だけで心が失われたら崩れてしまいます。崩さないためには、その一つ一つについて祖先の意図を想い起こし、現在に生かしながら伝承しなければなりません。

最近年末年始の行事は、生活になじみにくくなってきました。でも農耕民族である日本人の生活の知恵が、いっぱい詰まっています。

年末年始の行事から、日本を再発見するよい機会です。それらの行事を楽しみながら、先人の知恵を学び取りましょう。



子供たちへ

あなた方は今、色々なことで悩んだり不安を感じたりしていることでしょう。
学校・家庭・勉強・友だち・容姿や能力・異性関係・将来のこと等々、いっぱいありそうです。社会や政治のことで悩んでいる人もいるかも知れません。


人間が直立して歩くということは、他の動物には見られない特徴です。このことは形の上ばかりで無く、人の心を作り上げる上でも大きな影響力を持っているのです。

立つことによって、人は他の動物より遠くを見ることができました。そして色々な事がらを早く捉え、それに対応する心構えを持つことができ、やがて予知し予想する能力を育てました。

自分の足で立ち周囲をよく見回して、状況を判断しながら、それに近づいたり遠のいたりすることができるようにもなりました。

自分の足で一歩一歩目的に近づくことも覚え、未知の世界へも着実に接近して、新しい世界を開拓するようにもなりました。

あなたも自分の足で歩き、新しい世界を拓くことに大胆であって欲しいと思います。他人任せでノンビリ過ごしたり、自分の知り分かる範囲だけで行動したりするのは安易です。

でも私たちの祖先は自分の足で歩いて、それなりの努力や苦労を重ねながら自分たちの世界を広げてきました。

人が立ち上がって自らの足で歩き出した時に、文化の創造が始まったのです。
あなた自身の足で、力強く歩き始めることを期待しています。


独立独歩という言葉があります。誰かが何かを言っても、自分の信じた道を突き進む勇気を持ちましょう!


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今の子供は・・・

吉祥寺駅からコミュニティー・バスに乗車して帰宅途中の出来事です。私が乗車した時は、すでにどの席も埋まっていて空席はありません。

制服を着たおとなしそうな男の子が、すでに乗車して座席に座っていました。
一見して私立小学校の子供と分かります。

後から80代と見える老婆が乗車してきました。 男の子が席を譲るかな?  
と思って見ていましたが、その気配は全くありません。

優先席でも席を譲らない若者の話をよく耳にします。今の子供たちは、弱者に席を譲ることをどう考えているのでしょうか?


現役時代、「学校便り」にこんな文を載せたことがあります。(このブログでも紹介したことがあります)

「今の子供は・・・」の次に、どのような言葉を入れたらよいでしょうか?

「今の子供はひ弱だ。」
「今の子供はわがままだ。」  
「今の子供は、人に頼りすぎる。」

と、否定的な言葉を入れたらピッタリする時代かも知れません。

しかし子供の側から考えると、十分に動きまわり、遊びまわり、仲間が集まって自分たちの創意を働かせて遊びを工夫したり、ルールを決めて年長の子が年少の子をリードしたり、それぞれの力を出し切って遊ぶ場や機会が、無くなってしまっているのです。

街中も、危険が増えてきました。子供たちは外出する機会も奪われてしまいました。ですから子供たちは、家で独りゲームを楽しむようになりました。

親たちも子供が外で遊びまわって危険にさらされたり、喧嘩をしてトラブルを持ち込んだり、服を汚したり怪我をしたりするよりも、おとなしく家で過ごしてくれる方が、手間がかからないし安心です。それが良い子だと思う親もいます。

中には子供の欲求を先取りして、何でも用意したり与えたりする親もいます。
そんな親は妙に物分りがよく、子供のわがままを許したり、子供との葛藤を避けたりします。

「今の子供は・・・」の次に、大人はどうしたらよいのでしょうか?

もっと子供自身が活動する場や主役になって行動する場を与え、社会的な責任を自覚できる子供にしましょう!  家に閉じ込めないで外に連れ出して、社会性を育てましょう!



広島から戻る

昨日帰京しました。今回は、天候に恵まれた旅行でした。
東京を発つ前は、 ここへもあそこへも行こうと思っていましたが、結局は広島市内周辺を巡った程度で、後は娘の家で娘の家族とノンビリ過ごしました。
結果的には疲れもストレスも残らず、それで良かったと思っています。



三景園正門の紅葉 (広島空港に隣接・標高約340m 2017, 11. 7 写す)

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紅葉が始まった宮島・紅葉谷公園で  ( 2017, 11. 2 写す )

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宮島・弥山へ登る  ケーブルカー 獅子岩駅近くの展望台より 
( 2017, 11. 2 写す )



旅行中

明日からしばらく広島の娘の家へ参ります。
まだ紅葉は早いかも知れませんが、広島を拠点に瀬戸内を巡ってきます。
ブログを休みます。


原爆ドーム
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呉港・海上自衛隊基地
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瀬戸内のクルージング船(広島港)
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厳島神社
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厳島神社大鳥居